こんにちは。
大松矯正歯科クリニックの高 大松(”Dr コウ”)です。
皆さん、お元気ですか?
矯正治療を行う前に精密検査を行います。
そこで重要になるのが、顎骨のバランスや歯の傾きを確認するために撮影するレントゲン写真です。
側貌(横顔)の撮影
リケッツ分析でトレース
http://www.4180.jp/2008/01/2x_1.html参照下さい。
セファロメトリックス(セファロ分析)では頭に基準となる線を引いて(基準平面)そこから上顎、下顎骨の角度的計測、距離的計測を行います。
正貌(正面)、側貌(横顔)の撮影方向があります。
各人種、各性別、各年代別に標準値が設定されていますので、それと比較して骨の形や大きさ、歯の出っ張り度合い、バランス、お顔のプロファイル等を確認していきます。
分析方法には
リケッツ分析(法)
ダウンズ法
ノースウェスタン法
ジャラバック法
スタイナー法
マクナマラ法
ツイード法
ウィッツ法
KIMの分析 etc…
その他にも色々な分析法があります。
それぞれの分析法に長所、短所がありますのでいくつかを組み合わせて行うのが実際です。
大松矯正歯科クリニックではリケッツ分析とダウンズ・ノースウエスタン法を中心にセファロ分析を行い、患者さまにご提示しております。
矯正治療を行う場合、石膏模型だけでは十分な症状の把握が出来ません。
骨の中に囲まれている歯根の状況が判りません。
セファロ分析で歯を支えている骨の形や大きさそしてお顔の中でのそれぞれのバランスを確認した上で、患者さまに合った最終ゴールを設定していきます。
矯正治療を進めるうえで、セファロメトリックス(セファロ分析)はマスト・アイテムと言えるでしょう。
これが無ければ、目をつぶって矯正治療をしているのと同じです。