こんにちは。
大松矯正歯科クリニックの高 大松(”Dr コウ”)です。
皆さん、お元気ですか?
病気を治すためにはその病気がどんな病気なのか、的確な診断が必要になります。
診断のためには精密検査が必要になります。
一般歯科の虫歯の治療と違って、お顔全体を扱う矯正歯科では初めの診断がとても重要になってきます。
診断が間違っていれば、いくら良い治療を行っても治療のゴールが違う方向に行ってしまいます。
診断時に患者さまの状態、原因、将来的な治療のゴール設定をお話させて頂きます。
正確な診断を下すために、全ての患者さまに精密検査をお受け願っています。
(子供から大人まで/小児と成人では検査内容が多少異なります。)
検査内容は
○頭部X線規格写真(セファログラム)正貌、側貌
○オルソパントモX線写真
○デンタルX線写真
○顎関節X線規格写真
○顔写真(4枚)
○口腔内写真(6枚)
○石膏模型(フェースボートランスファー、咬合器マウント)
○セットアップモデルの作製(術後の予測模型)
○口腔内審査
○歯周病精密検査(歯周ポケット診査、出血テスト、動揺度、アタッチメントロスetc)
○症状によっては上記以外の検査も追加します。
セファログラム・側貌
オルソパントモX線写真
上記の検査をルーティンで行います。
歯並びを治すのが矯正治療ですが、全身から口腔内を観て何か異常が無いか、また、患者さまの歯をいかに長持ちさせるかが我々歯科医の最大の命題です。
歯並びを整えて美しくなるのも一つの目的ですが、それと同じくらい良い口腔内環境を整えるのも矯正医の仕事です。
矯正治療によって、歯の寿命が短くなるようでしたら矯正治療の意味がないので多角的に精密検査を行って行きます。また、術後の長期安定のためにも・・・
矯正歯科の精密検査はある意味 歯科人間ドックと同じものです。