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矯正治療

埋伏歯(まいふくし)/萌出異常

こんにちは。
大松矯正歯科クリニックの高 大松(”Dr コウ”)です。
皆さん、お元気ですか?
歯が本来出てくる時期に出てこないことを埋伏(まいふく)と言います。
何らかの原因で永久歯が埋伏する事があります。
乳歯列の時に外傷を受けたり、過剰歯がありそれが邪魔で出て来れなかったり、叢生(歯のガタツキ/スペース不足)が原因だったり・・・いろいろな事が考えられます。

上の写真は上顎左側中切歯、側切歯、犬歯の3本が埋伏状態で萌出遅延を起こしています。
年齢的には数年前にこの3本が生え揃っていてもおかしくないのに未だ出てきていません。
反対側(右側)は既に生え揃っていますので、明らかに出てこれない状況です。
左上乳犬歯が残存しています。

治療前のパノラマX線写真
上顎左側中切歯は水平埋伏しているのが判ります。
埋伏している歯を引き出すことを「牽引する」と言います。
埋伏歯を牽引するためには歯が収まるための萌出スペースを矯正治療で作らなければなりません。
その後、開窓(かいそう)/歯ぐきに切開を入れて歯を露出させてブラケットを付けます。
ブラケットからゴム等を利用して埋伏歯を骨から牽引して行きます。

治療終了間際の写真
埋伏していた3本の永久歯も無事咬み合わせに参加さすことが出来ました。
また、反対咬合(受け口)の咬み合わせも改善されています。
これで、しっかりと前歯で物が咬める様になりました。
ご自分の歯でお食事が出来ることは素晴らしいことです!
あなたの思いを実現します。     大松矯正歯科クリニック

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