4月21日のNHK朝の情報番組「あさイチ」で矯正歯科特集がありました。
「こどもの歯の矯正トラブル!」というタイトルで
最近急増している矯正歯科での問題を取り上げていました。
他院での矯正治療中または治療終了後に矯正歯科専門クリニックへ相談に来るケースが多くなっています。
その多くのケースで治療前の不十分な検査と正確な治療後の予測が成されておらず
行き当たりばったりの治療が行われていたそうです。
その際、ある機関の調査によると
特に矯正歯科治療の検査項目で必須とされている頭部X線規格写真(セファログラム)の撮影が行われていないケースが多かったそうです。
頭部X線規格写真(セファログラム)でお顔全体のレントゲン写真を撮影しないとお顔の中での歯のポジションや歯根の角度そして歯並びの土台となる顎骨(あご)のバランスも把握できません。
番組では矯正治療を受診する際の目安として
1、頭部X線規格写真(セファログラム)を撮影して個々に症例を分析して治療目標をたてているか。
2、学会の認定医や専門医の資格をもっているか。
3、治療に際して治療前に治療方法の説明と明確な料金の提示を行っているか。
と放送していました。
上記の目安は矯正歯科専門クリニックとしては当然なことばかりですが
そうでもないところが多いようです。