「iKB症例検討会 7月例会(セレックシステム)」
昨晩は東池袋くしやま歯科医院でiKB症例検討会が開催されました。
豊島区周辺の若手臨床医が集う勉強会です。
会場を提供して頂いた「くしやま歯科医院」にセレックが導入されたので、
そのお披露目と使い方の勉強をしました。
セレックシステムは、コンピュータ制御によって歯の詰め物を設計・製作するCAD/CAMシステムです。コンピュータを使って修復物を作製するので、歯型を取ることがありません。最先端の3D光学カメラを使用して患部を撮影(スキャン)し、患部の歯列をモニター上に再現。そのあとはコンピュータの3D画面上にて修復物を設計し、ミリングマシンがデータをもとに作製します。
セレックシステムの動画
今までは修復物(詰め物)を作るのに多くの時間と労力(技工士の熟練技)が必要でした。
歯を削る→歯型を取る(印象採得)→技工所で製作(数日間)→色合わせ→装着
幾つもの行程を経ていましたが、
このセレックシステムでは、歯を削った後はコンピュータ制御されたマシーンで短時間にそして正確に修復物(詰め物)を作ることができます。
ほんの数十分で(その日の内に)患者さまに修復物(詰め物)をセットできます。
治療部位によっては保険が適応されます。
(詳細はお近くの導入クリニックへお問い合わせください。)
手のひらにあるセラミック製の修復物(詰め物)です。
時代は急速にデジタル化した医療へと進んでいます。