新学期の4月から千川中学校の校医に就任する予定です。火曜日、豊島区立千川中学校で歯科講話を行って来ました。今回、千川中学校からご依頼を受けて歯科講話をさせていただきました。
時節柄、対面での講演はできませんので、各教室にzoom配信での対応になりました。今回の講話は「GOを科学する」という教材をもとに行いました。
歯科健診でGOを指摘されたことがありますか?
GO(ジーオー)とは学校歯科保健において「歯周疾患要観察者」(Gingivitis under observation)のことです。学校歯科健診ではう蝕の確認だけではなく、歯周病のチェック歯並びそして顎関節のチェック等も行います。
歯周病のチェックでは3段階で判定を行います。
判定0(異常なし)
判定1(定期的観察が必要)= GO
判定2(歯科医師による診断が必要)= G
その中の判定1(定期的観察が必要):
歯垢の付着があり、歯肉に炎症が認められるが歯石沈着は認められず、定期的な観察が必要な者で、生活習慣の改善と注意深いブラッシング等の適切な保健指導を行うことによって炎症症候が消退する程度の歯肉炎を有するもの(GO)。GOは歯周病の初期段階の歯肉炎のことで、適切な歯ブラシ習慣と生活習慣の改善で治ります。歯科健診でGOを指摘されたら、早めに歯科医院を受診してください。
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