こんにちは。
大松矯正歯科クリニックの高 大松(”Dr コウ”)です。
皆さん、お元気ですか?
不正咬合(悪い歯並び)の原因は大きく二つに分けられます。
○先天的(遺伝的)原因
○後天的(環境的)原因
先天的(遺伝的)原因は家系的に引き継がれた遺伝的要素です。
例えば親の顔が子供と似ているのと同じで骨格や歯の大きさが遺伝されてお顔も似てくるのです。
先天的(遺伝的)原因には
・歯とあごの大きさの差(歯が大きい、あごが小さい)
・上下のあごの成長差(あごが大きい、小さい)
・歯の数の異常(歯数が多い、少い)
・歯の形態異常(歯の形が悪い)
・位置不正
・埋伏歯
・小帯の異常 などがあります。
後天的(環境的)原因は生まれた後の生活習慣(お口を使いながら)で身に付いたものです。
後天的(環境的)原因には
・悪習癖(指しゃぶり、舌癖、頬杖、何かをかむ 例:エンピツ、シーツ)
・口呼吸(扁桃腺、アデノイド、アレルギー性鼻炎によって鼻ずまりを起こしお口で呼吸する)
・歯の欠損(外傷、乳歯の虫歯)
・食生活(柔らかい食事、噛む回数が少ない)
・テレビを観ながら食事をする・・・片噛み : 顎変位の原因 などがあります。
先天的(遺伝的)原因と後天的(環境的)原因が混ざり合って起こる不正咬合もあります。
また、不正咬合の原因は一つではなく、幾つもが合併している場合も多々あります。
あなたの不正咬合の原因も上の中に見つけられましたか?
詳しいことはお近くの矯正歯科専門医にご相談下さい。
矯正治療は不正咬合の原因を究明し、治療目標を設定して行く医療です。