大学矯正科医局の同門会主催の講演会が開催されました。
同門会とは矯正科医局のOB,OGの先生方の集まりです。
昔の言い方をすると『同じ釜の飯を食べた仲間』というところです。
僕は母校の矯正科同門会の学術担当理事を仰せつかっています。
歯科の中でも矯正歯科はある意味特殊な科です。
大学(6年制 歯学部)を卒業して1年間の卒後研修を終了しその後で大学や矯正専門の施設で数年(大体5年以上)のトレーニングを受けます。
大学を卒業して国家試験に合格すれば法的には患者さんを治療する事ができます。
しかし、しっかりとした学術的背景と臨床技術そして数年の経験を積まないと治療出来ないのが矯正歯科治療です。
そして、矯正歯科を行っているほとんどのドクターが加入しているのが公益社団法人日本矯正歯科学会です。
現在、歯科の中では日本最大6500名以上の会員を有している学術団体です
その公益社団法人日本矯正歯科学会の石川博之先生をお迎えしての講演会でした。
70名以上の同門会会員が集まり盛会となりました。
学術的なお話はもちろん学会のスタンスについてもいろいろと興味深いお話を聞く事ができ大変有意義な時間を持つ事ができました。