公益財団法人東京都保険医療公社 豊島病院の小児科主催の勉強会に参加して来ました。
豊島病院は、都内の豊島区、北区、板橋区、練馬区における中核病院として、地域の医療機関(診療所等)との連携を推進する高次医療機関です。
昨晩は診療の後に急いで豊島病院へ赴きました。
勉強会のテーマは小児の成長と発育に関してです。
1、「過成長・巨舌を契機に確定診断に至った乳児例」
豊島病院 小児科 宮崎菜穂先生
Beckwith-Wiedmann症候群の患者さまの一例を供覧しました。
2、「成長曲線と、子供の成長障害 ー点と点をつなぐ子供の成長ー」
順天堂大学医学部附属順天堂病院 小児科准教授
田久保憲行先生
子供の成長を左右する因子を多角的説明していただきました。
子供自身が本来持っているー内的因子ー(遺伝・ホルモン)に日常生活ー外的因子ー(睡眠、運動、食生活、精神(愛情、心理)、薬)がどのように関与しているか、
そして、どうすれば適切な成長を促すことができるかの詳細を勉強しました。
特にこの勉強会では成長曲線を利用して早期に低身長児のフォローアップができることを教えていただきました。
生まれた時から大人になるまで、身長と体重を経年的に計測している国は日本だけだそうです。
その各個人のデーター(母子手帳と通知表の健康欄)を利用して簡便に成長・発育異常を鑑別することができます。
成長・発育異常の疑いがあれば早い時期に「小児内分泌専門医」に受診することで問題が解決できるようになりました。
矯正歯科の分野は子供の成長と密接な関係があります。
顎骨の成長を確認して適切な時期にコントロールすることが重要です。
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