『生老病死』
先日、テレビ番組で104歳の医師・日野原重明先生と103歳の美術家・篠田桃紅先生のオーバー100歳対談を見ました。
お二人が100年以上も生きてこられて、なお今も現役でお仕事や創作活動に没頭されている姿を見て非常に感動させれました。
ただ単に、お二人の生活習慣を真似て長生きがしたいのではなく、その生き方そのものに感銘を受けました。
その中で僕の魂を揺さぶる言霊をいくつかご紹介します。
『生老病死』
老い、病そして死は全ての人が認める『苦』ですが、
それと同じく老い、病そして死を抱きながら『生きる』ことも『苦』であると。
「不幸を回避する」のではなく、「不幸に見舞われたらどうするか」そして「不幸を不幸と思わないこと」が不幸から逃れることが出来る方法になります。
要はすべてを受け入れること。
『人の一生には決まりが無い』
生きて行く上で、何をしても間違いという事はありません。
『人生は孤独である』
100年以上生きて来て判ったこと。
それは・・・人は一人で生まれて、一人で死んで行くという事です。
孤独を拒否するのではなく、受け入れるのです。
『迷いの形』
すべてにおいて、迷う事が「文化」を作り上げます。
一生は迷い、人生は迷いの連続です。
それをあるがままに受け入れる事が大切です。
受け入れる事で、何とかなるとも仰っていました。
最後に日野原先生から長生きの秘訣について
『3V』が大切だとも言っていました。
VISION 未来像
VENTURE 冒険
VICTORY 勝利・克服
百寿者の諸先輩方に比べたらまだまだ半分しか生きて来ていませんが、
これから生きる上での非常に示唆に富むお話を聞く事ができました。