口の衰え 死亡リスク2倍 ーオーラルフレイルー
新聞記事に「口の衰え 死亡リスク2倍」というセンセーショナルの見出しが掲載されていました。
朝日新聞より引用
最近、老年医学分野ではフレイルという言葉が使われるようになりました。
フレイルとは、厚生労働省研究班の報告書では「加齢とともに心身の活力(運動機能や認知機能等)が低下し、複数の慢性疾患の併存などの影響もあり、生活機能が障害され、心身の脆弱性が出現した状態であるが、一方で適切な介入・支援により、生活機能の維持向上が可能な状態像」とされており、健康な状態と日常生活でサポートが必要な介護状態の中間を意味します。
この概念が歯科の分野でもクローズアップされて来ています。
老年期の人で口の働きが衰えている人は食事量が少なく、肉類の摂取量が減る傾向にあります。
食べられるものが減って栄養状態が偏り、体力の低下や健康状態の悪化につながると考えられています。
軽く見られがちな口の衰えを「オーラルフレイル」(口の虚弱)と呼び、早めに対処することで要介護になる高齢者を減らそうとする考え方が、医療現場で注目され始めています。
若いうちからお口の健康に勤めて元気な身体で一生涯を過ごしましょう!
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